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キャリア採用募集要項
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描けるキャリア
※インタビューは取材当時の内容です
CASE-1周囲に影響を与えられる存在に
周囲の方の支えや評価があり、順調にステップアップ。
自分の存在を社外にもアピールしていきたい。
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PMSデータマネジメント部
PMS DM3グループ
白坂 美南海 (2017年新卒入社)
入社1年目「世の中の役に立ちたい」
そんな思いで飛び込んだ未経験の分野。
入社後3か月間の新人研修を経て、製造販売後調査(PMS)のデータマネジメント業務を行う部門に配属されました。
そこでは、全国の医療機関から収集した調査票データを精査・クリーニングする業務に携わりました。大学での専攻が製薬や医療と関係ない分野だったため、“そもそもこの薬は何なんだ”“この疾患はどういったものなのか”という根柢の部分を知らなかったので、お客様・先輩・上司が何を言っているかを理解すること自体が大変だった記憶があります。
少しでも早く一人前になるために、分からないことがある度にwebで検索したり必要に応じて書籍を読んだり、もしかしたら学生の頃より勉強したのではないかと思います。
ただ、社会貢献性の高い医療業界に携わりたいという思いから入社したので、業界の新しい知識を蓄えられることやデータ精査の仕事に日々面白さを感じながら取り組めていました。
入社4年目仕事の本質を理解し、
やりがいと責任の大きさを実感。
自分の仕事が「世の中の役に立っている」と、やっと実感できたのがこの頃。私が1年目から担当していた薬剤のデータを分析した結果、新たな投与リスクが見つかり、薬剤を取り扱う上での注意事項が記載された添付文書が改訂されたのです。
正直なところ、それまでは自分が精査したデータがどのように活用されているのか、本質的には理解できていないところがありましたが、このように自分の仕事の成果を見て取れたことで、よりやりがいを感じながら働けるようになりました。その分、データそのもののクオリティを担保するデータ精査の仕事に、それまで以上に責任感を感じるようになりました。3年間経験を積む中で業務内容も変化していきました。
最初は調査票データの精査・クリーニングの業務からスタートしましたが、その後業務責任者としてプロジェクトの管理、後輩や業務運用メンバーの育成・教育まで担当するようになりました。一番苦労したのはOJT教育。自分の中では仕事について理解した気でいましたが、いざそれを言語化して伝えるというのは想像以上に難しく、相手の立場に立って考えることの難しさを学びました。

入社6年目~現在社内外に影響を与えられる存在に
なるために―
更なる成長を目指す。
現在は6年目になり、担当する薬剤の調査数は以前よりも増えています。最近は、より効率的に仕事を遂行することが求められるようになり、工数管理や人員管理、社内/社外との調整等の管理業務にも自分のリソースを割くことが多くなってきているので、業務を管理することの難しさも感じるようになりました。
あるプロジェクトで、私の管理不足が原因となり社内調整がうまくできておらず、他部署にまで飛び火してしまい、上司から叱責を受けたことがありました。このこともあって、たとえ忙しくても管理する立場である以上、心にゆとりを持ち、客観的な目でプロジェクトを見る必要があると痛感しました。今振り返ると手前味噌ではありますが、現在に至るまで順調にステップアップしているのではと感じるときがあります。
私自身はそこまで強くキャリアアップを意識したことはないのですが、私の仕事を評価してくださった上司や、一緒に仕事する先輩・後輩、会社の環境等、様々な要素に恵まれたお陰で今の自分があると思っています。今後はデータマネジメント業務については勿論、製造販売後調査(PMS)全体の様々な業務に積極的に挑戦して知識や経験を習得し、チーム内だけではなく他チームや他部署、社外に対しても自分の存在をさらにアピールしていきたいです。
CASE-2誰もが働きやすい職場へ
いつも周囲には助けてくれる仲間がいた。
次は自分が支える立場で、
後輩たちの成長を応援していきたい。
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メディカルエビデンス部
清重 依子 (2005年新卒入社)
入社1年目飛び込んだ先は、大規模プロジェクト。
先輩たちを間近に、
スキルと知識を学んでいった。
入社以来ずっと製造販売後調査(PMS)のデータマネジメントに携わっています。当時のことで印象に残っているのは、入社してすぐに加わった大規模なプロジェクトのこと。高血圧の治療薬に関するプロジェクトで、約9万冊の調査票を取りまとめるという仕事でした。最初の数ヵ月は仕事を覚えることで精一杯で、やりがいを感じる余裕もなくあっという間に1日が終わってしまう感じでしたね。調査の全体像が掴めるようになったのは半年が過ぎた頃でしょうか。プロジェクトの進捗管理を任され、先輩と一緒にメンバーの作業割り当てを決めるようになり、少しずつ仕事に手応えを感じるようになりました。
こうして調査プロジェクトの運用業務を学んだ後は、複数のプロジェクトに携わり、設計や開発などより専門性の高い知識やスキルを身につけていきました。
入社5年目一つひとつの経験が評判となり、
任される案件が増えていく。
経験を積み、業務責任者としてプロジェクトの管理を任されることが増えてきたのは、5年目の頃。お客様とのミーティング、プロジェクトの予算管理など、責任ある立場でプロジェクトに携わる傍ら、後輩や入力メンバーの育成・教育も並行して取り組んでいました。統計解析やシステム開発などデータマネジメントと関係の深い部門への人的ネットワークが広がったことで、プロジェクトも円滑に動かせるようになりました。
しかしそれと同時に、業務責任者であることの難しさを実感したのもこの時期。あるプロジェクトでは、事前の計画どおりに調査を進めたにもかかわらず、お客様の担当役員から叱責を受けることに。上司にもサポートしてもらいながら、その後はそれまで以上に念入りに対応しました。最終的には、その担当役員からも信頼して任せていただくことができ、こまやかなコミュニケーションの大切さを学んだ瞬間だったと思います。

入社14年目1年半の産休・育休。
不安もあった職場復帰も、
メンバーのおかげで乗り越えられた。
その後、2014年には産休・育休を取得。当社では女性社員が産休・育休で職場を離れることはごく当たり前の風景ですので、休み前の仕事の引き継ぎはスムーズでしたね。しかし、1年半という長い休みだったので、復帰にあたっては不安があったのも事実です。そんな中、復帰するなり部内でも重要なプロジェクトのリーダーを任せていただくことに。新しいEDCシステムを使った初めての調査で、システム開発部門と合同で週1のミーティングを設け、仕様への理解を深めるともに改善提案などにも取り組みました。最初の頃は、私自身が未経験の業務だったことと仕事の勘が鈍っていたことが重なり苦労しましたが、経験豊富なメンバーがサポートしてくれたため、徐々に仕事の感覚を取り戻していくことができました。
入社15年目~現在メンバーの声に耳を傾け、
全員にとって働きやすい環境を模索していく。
2019年にグループリーダーに昇格したことで、業務の幅も広がり、責任もさらに重くなりました。グループの運用に日々追われながらも、メンバーたちのモチベーションの維持やスキルのアップなどいろいろ知恵を絞っています。
また、育休から復帰以降、現在もなお時短勤務を継続中。会社の規則では子どもが小学校3年生になるまで利用できるので、それまで続けるつもりです。時には忙しい中、子どものお迎えで早く職場を離れなければならないこともありますが、周囲のメンバーがサポートしてくれるためとても助かっています。しかし、メンバーに負荷がかかっているのも事実。リーダーとして、メンバーの働き方やチームでのバランスについても模索を続けています。
先日、産休・育休から復帰したばかりの女性メンバーから相談を受けました。それは、「時短勤務になる分、夜自宅で仕事をするべきなのか」というものでした。その際私は「その必要はありません」ときっぱり回答。時短勤務は会社の制度ですし、グループリーダーとして、そんな気兼ねが必要ない環境を必ずつくると伝えました。それ以来、働き方について、メンバーたちと積極的に話し合うようにしています。いまや男性も育休をとる時代ですし、親の介護などで長期休暇が必要になることもあるでしょう。働き方に関する悩みや要望は、全員にあるものなのです。私も、充実した制度と仲間たちのサポートがあったからこそ、現在の自分があるのだと実感しています。今度は自分がサポートする立場で、働きやすい環境づくりに取り組んでいきたい。それが、今後の目標です。
CASE-3ビジネスのさらなる拡大を目指す
グループリーダーとして
画期的なビジネスの創出に挑戦する日々。
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クリニカルリサーチ部
RWEグループ
藤居 宏幸 (2012年中途入社)
入社1年目充実しつつも、仕事に明け暮れる毎日。
ふと立ち止まって考えた、「人生、このままでよいのか?」。
前職で承認前の治験フェーズの解析に携わっていた私は、入社後、製造販売後調査(PMS)の統計解析を担当する部門に配属されました。担当するのは、データマネジメント部門が取りまとめたデータをもとに、薬剤の有効性や安全性を解析する業務。転職して、また違うフェーズの解析を経験することができて新鮮でしたね。しかし、調査には期限があり、複数の調査を並行して進めなければならないことも多く、1年目はとにかく忙しかった記憶があります。疫学や生物統計学などの知識もまだまだ足りなくて、お客様の要望にも柔軟に対応できず、それがまた忙しさにつながっていました。
そんな仕事のスタイルが変わっていったのは3年目頃だったと思います。結婚して子どもが産まれたのです。それまでの自分の頭の中は、“ワーク”一辺倒という感じだったのですが、初めて「人生、このままでよいのか?」と立ち止まって考えるきっかけになって。そこで、“ライフ”とのバランスを図るようにしたのです。もちろん育児にも携わりたいので、育児休暇も取得しました。すると徐々に気持ちにも余裕が生まれ、それが好循環となって仕事も充実するようになってきました。
入社7年目新規ビジネスの立ち上げに挑戦。
経験を重ねる中で、多くの気づきを得ることに。
7年目を迎えた2018年には、現在のデータ・サイエンス事業部に異動し、新規ビジネスの立ち上げを目指したプロジェクトチームに加わりました。製造販売後調査に関わる省令が改正され、医療に関するビッグデータを使ったデータベース調査や研究といったサービスが可能になったのです。このようなデータベース調査はわが国では初のチャレンジ。攻めのマインドが求められるプロジェクトでした。学ぶべき新しい知識やスキルは? CROとしてどのような提案が可能か? 社外との連携は? それまでの業務とは180度変わり、前例のないビジネスを生み出すのですから困難なことばかりでしたが、それでもベンチャーマインドあふれる毎日で楽しかったですね。
また、新しいビジネスを考える一方で、後輩たちの育成にも気を配りました。チームの後輩は2人とも入社間もない若手。経験のない新規プロジェクトで戸惑わないようにこまめにサポートしました。
「意外に自分はポジティブだな」と気づいたのもこの頃だと思います。たぶん家庭での子育てから学ぶことも多かったんじゃないかな。失敗しないと学びもない。子育てと新規ビジネスの立ち上げには共通する部分も多い気がします。

入社8年目~現在新組織のリーダーに。
さらなるビジネスの拡大と、メンバーたちの成長を目指して。
2021年、これまで携わってきたデータベース調査のプロジェクトが実を結び、新規ビジネスの新組織が発足しました。現在、私はそのグループのリーダーを務めながら、お客様の課題解決の一翼を担っています。まだ発足したばかりではありますが、臨床医との面談に同席したり、学術論文の謝辞にグループの社員の名前が載ったり、お客様からの信頼も高まりつつあるように感じます。
最近は、学会でデータベース研究に関する論文を発表しました。グループのメンバーで手分けしてまとめて、後輩が筆頭著者になっています。CROが主体的にこのような学会発表を行うのはおそらく医療業界でも希有な事例ではないでしょうか。
そんな私の現在の目標は、ビジネスのさらなる拡大とグループのメンバーたちの成長です。現在グループで蓄積している知識やスキルを深めていけば、もっと画期的なビジネスの創出も可能なはず。昨今のコロナ禍では、患者さんをはじめ「医療消費者」に価値ある情報をもっと的確に届けることの必要性を痛感しました。それを実現することこそが、自分たちにとって大切な使命であると考えています。グループのみんなと一緒に、少しでも社会に貢献できるよう仕事に取り組んでいきたいですね。
社員インタビュー
私たちの収集したデータが社会的なエビデンスになる。
地道な積み重ねの先にある、仕事の大義。
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PMSデータマネジメント部
福田 陽子(2012年中途入社)
Profile
当社への第一印象は、女性社員が活躍していて働きやすそうだということ。
ワークライフバランスを大切にしながら、地に足をつけて働ける会社だと感じ、就職活動で当初見ていた業界と異なっていたものの、挑戦することにした。以来、一貫して製造販売後調査のデータマネジメントに携わる。
現在の仕事内容調査データがエビデンスに。
社会的な責任を担う、私たちの役割。
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私が現在担当しているのは、製造販売後調査(PMS)に関するプロジェクトの管理・運営といった“データマネジメント”の業務で す。製造販売後調査とは、販売を開始した医薬品に対して行う調査のことで、有効性や安全性を確認し、新たな作用や副作用に関する情報を収集するために実施されます。
具体的な業務としては、医師から調査票(症例データ)を受け取り、点検してデータベースに入力すること。内容に齟齬があれば医師への再調査を申請します。私たちが取りまとめる調査データは、医薬品を評価するためのエビデンスとして利用されるので社会的な責任も重大。最近では、インターネット経由で調査票を直接収集する方法が主流で、当社が提供するシステム「ADDIN」を使った調査が増えています。
私のスタイル入社後に実感した、データマネジメントの難しさ。
周囲に相談しながら経験を重ねていく。

かくいう私ですが、実は入社前はデータマネジメントという仕事をあまり深く理解していませんでした。規則に従って淡々とデータを入力するといったイメージを持っていたくらいです。ところが入社後、データ分析を効率良くかつ正確に行うには、さまざまな仕組みと柔軟性のあるマネジメントがいかに重要かを身をもって実感しました。
例えばデータ収集に関しては、各調査の特徴に合わせて的確な仕様書を作成したり、入力時のルールを詳細に設定したりする必要がありますし、データ収集以外の部分でも調査票を見て齟齬があれば、その都度医師への再調査を申請する必要があるのです。このようなイレギュラーな対応ができるようになるには、やはり経験を積み重ねることが不可欠。そのため10年以上の経験を積んだ今でも、自分に足りない部分があれば、経験豊富な先輩に相談するようにしています。
プロジェクトの立ち上げが重なると、自分の分身が欲しいくらい忙しいことも。そんな時は、「この経験が必ず次に役立つ!」「プロジェクトが完了したら旅行に行こう!」と、ポジティブに仕事に向き合うようにしています。逆にゆとりのある時期はプライベートを充実させたり、自分なりにワークライフバランスを考えて、前向きに仕事に取り組んでいます。
これからのキャリア自分のキャリアを見つめながら、
部門間の架け橋として活躍したい。
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データマネジメントの仕事は、一見地味かもしれませんが、独自のスキルが求められる専門性の高い仕事です。また、私たちが取りまとめたデータから新たな作用・副作用が見つかることもあり、そこに大きな意義を感じています。誇りを持つというか、常に「プロフェッショナルとしての意識」を忘れないように心がけています。
実は、入社してしばらくは目の前の仕事にひたすら向き合うことでやりがいを感じられていたのですが、何年か過ぎたある日、「自分はなんでこの仕事をやっているのだろう?」と考えることがあって。ちょうど社内制度で年に1度のキャリア自己申告書を提出するタイミングだったので、申告書と向き合いながら改めてやりがいや意義を考える中で、自分たちが価値ある情報を取り扱っていることを再認識しました。以来、自己申告書を書く度に気持ちを新たにしています。
これまでのデータマネジメントの経験を活かして、部門の架け橋となるような仕事にチャレンジしながら仕事の幅を広げていきたいと考えています。
1日のスケジュール
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09:00
- 出社。メールのチェックなど。
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09:15
- 今日入力予定の調査票のチェックや取りまとめを行う。
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10:00
- グループ内ミーティング。進捗状況の確認、業務に関わる情報共有などを行う。
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11:00
- お客様とリモート会議。再調査の手順などを確認する。
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12:00
- 昼休み。
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13:00
- データ入力のメンバーとの打ち合わせ。入力の進捗管理やチェックなど。
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15:00
- 社内ミーティング。解析部門のメンバーとデータ入力の仕様について打ち合わせ。
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16:00
- ヘルプデスク対応。医師から問い合わせのあった専門性の高い案件について電話で応対。
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17:00
- メールの返信、明日のスケジュールチェックなど。
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17:30
- 退社。